【1分で読めるアンチエイジング】美容のためにはシャワーより湯船につかる方が効果大!
アンチエイジング効果はシャワーより湯船につかる方が効果大!
お湯を貯めて、湯船につかる時間がもったいなくて、ついついシャワーだけで済ませてしまう方も多いと思います。しかしシャワーと湯船につかるのとでは、健康と美容に関しての効果に大きな差があります。
シャワーよりも湯船につかった方が体の芯まで温まるので、次の5つの効果が期待できます。
- 血管が拡張して、血行や代謝がよくなる
- 冷えやむくみの緩和
- 汗腺、皮脂線の働きが活発になり、肌の新陳代謝がよくなる
- βエンドルフィンなどのホルモンが分泌され、心身リラックス効果
- 白血球の働きが温熱効果やリラックス効果、血行促進によって高められて免疫力がアップする
まとめ 温度は41度以下で時間は20分以下
41度以下の湯船に入ると副交感神経が優位に働いて、質の良い睡眠が得られます。42度以上の熱いお湯に入ると交感神経が優位になるので体や脳が活発になるので、寝る前よりも朝風呂に向いています。
また、長時間お風呂につかると肌の水分が奪われ過ぎてしまいますので、10~20分程度が一番美肌効果にはいいようです。
ミカンの食べ方を変えるだけで、アンチエイジング率がアップ!
今からの季節はお店の店頭にたくさんのミカンが並びます。安くて手軽に食べられるミカンは、おいしくて、ビタミンC補給も出来るうれしい果物です。
食べ方しだいで、さらにたくさんのアンチエイジングな成分を摂ることが出来ます。
ミカンはアンチエイジングな成分でいっぱい!
・ビタミンC
⇒ 風邪や血管の老化を防ぐ 美肌効果
・β―クリプトキサンチン
⇒ 発ガン抑制効果
・ヘスペリジン
⇒ 毛細血管を強化
⇒ ビタミンCと一緒に血圧の上昇を抑制
⇒ 中性脂肪を分解
・ペクチン
⇒ 食物繊維として機能 整腸作用やコレステロール低下
白いスジやみかんの袋にこそ大事な成分が!
ビタミンC、クエン酸、βークリプトキサンチンは果肉に含まれていますが、ヘスペリジンは袋についている白い筋に、ペクチンはおもに袋に含まれています。
まとめ:皮以外は丸ごと食べる方が効果大です。
つまり、白い筋を取って、袋も食べずに果肉ばかり食べると、大切な成分を摂らずに捨てていることになります。白い筋も見た目では気になりますが、果肉と一緒に食べると、意外とあまり気にならなかったりします。
美容と健康のために、ぜひ皮以外は丸ごと食べてみてくださいね。
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白砂糖はそんなに悪いのか?(Vol.2)
白砂糖よりも黒砂糖や三温糖の方が健康のためにいいと言われています。
その違いはなんでしょうか?
【白砂糖と黒砂糖は食品全体から見れば五十歩百歩】
白砂糖はビタミンやミネラルなど栄養がないといわれます。確かに製造過程で不純物を取り除いていくので、それらの成分も取り除かれてしまいます。そういう時によく言われるのが、黒砂糖にはカルシウムが含まれていて体にいいと・・・。
しかし、黒砂糖のカルシウムは原料のサトウキビに含まれているのではなく、凝固させる時に使う石灰乳のカルシウムが精製されずに残っているだけなのです。それも牛乳などに含まれるカルシウム量からすればごくわずかです。カルシムウを取りたいのであれば、黒砂糖を摂るのではなく、牛乳を飲めばいいことです。
【ましてや三温糖は茶色が付いただけ!】
白砂糖より、少々お値段の高い三温糖は少し色が付いているので、白砂糖よりも栄養面でいいように思われています。しかし製造工程を確認すると、白砂糖を作ったあとの糖液を再び煮詰めて取りだしたもので、加熱していくうちに焦げて茶色の色が付くだけです。
つまり白砂糖に色が付いただけのものです!
【まとめ】
砂糖は料理やお菓子作りなどの使用目的に合わせて選ぶものです。栄養面だけで黒砂糖や三温糖を選び、白砂糖を選ばないのは上記の理由からもおかしな話です。
白砂糖ばかりでなく、米やでんぷんなどの炭水化物はショ糖で出来ています。
炭水化物、たんぱく質、脂質などの体に不可欠な三大栄養素でも、もちろん摂りすぎは禁物です。それと同じく、白砂糖も適量であれば脳や体のエネルギー源としてとても大切なものです。
白砂糖はそんなに悪いのか?(Vol.1)
最近はよく白砂糖の害の記事を目にします。
漂白してある、人工的な食品、化学物質が入っているなど・・・。
でも本当のところはどうなのでしょう?
砂糖の原料に問題はない
砂糖はさとうきびやてん菜が原料です。これらの植物の中には空気中の二酸化炭素と水を原料として生成されたショ糖が蓄えられています。このショ糖が砂糖の主成分です。
では砂糖の製造工程に問題があるのか?
<まずは原料糖を作ります>
・サトウキビを砕いて汁を搾ります。
・石灰乳を加えて加熱して、不純物を凝集、凝固させ、沈殿させます。
・上澄み液を煮詰めて結晶を作ります。
・遠心分離器にかけて、結晶を取り出します。
原料糖の出来上がり!
ここで気になるのは石灰乳ですよね。これは後程の精製の時にも出て来ますが、水酸化カルシウムの懸濁液のことです。石灰乳は不純物にくっついて、一緒に沈殿する役目なので、砂糖の原料には入りませんし、こんにゃくを凝固させるのに使う場合は、そのまま残ります。つまり食べても問題のないものです。
<原料糖を精製糖にしていきます>
・原料糖を糖蜜で洗った後、遠心分離器にかけて振り分けます。
・振り分けした結晶をお湯に溶かします。
・石灰乳を加えて、炭酸ガスを吹き込んで、生成する炭酸カルシウムに不純物を取り込み、沈殿させます。
・不純物をろ過して取り除きます。
・糖液をイオン交換樹脂や活性炭などを通して、糖液中の色素などの不純物を吸着させて取り除きます。
・糖液をさらに濃縮して結晶を作り、遠心分離器にかけて結晶を取り出します。
これで砂糖の出来上がり!
砂糖が白いのは漂白!?
製造工程をみてわかるように、不純物を凝縮、沈殿させてろ過したり、活性炭に吸着させて取り除くだけで、漂白などの化学的な処理を行って砂糖の物性を変化させるわけではありません。純粋な砂糖の結晶は無色透明で、結晶が光を乱反射するために白く見えます。雪や氷が白く見えるのと同じことです。
一部のメディアなどでセンセーショナルに「砂糖の漂白説」が流れることがありますが、実質はそのような事実はないと言えると思います。
白砂糖は成分や製造工程上は問題ない
上記の説明で分かるように、白砂糖そのものに粗悪な物質が入っている様な事はありませんので、過剰に避ける必要はありません。ただし、何でもそうですが過剰に摂取するのは良くないです。
Vol.2へ続く
ノンシリコンシャンプーって、ホントにいいの?
ノンシリコンシャンプーって、ホントにいいの?
最近はCMでも店頭でも、シャンプーはノンシリコンが謳われて、シリコンが入っていないシャンプーは髪や頭皮の健康に良いというイメージが浸透してきています。 少々値段が高くても、ノンシリコンシャンプーを買いたいと思う人は増えています。
シリコンって一体、何でしょう?
シリコンの正式な名前はシリコーンオイルといい合成ポリマーの一種です。
- ジメチコン
- シクロメチコン
- シロキ
- シリカ
- シリル
- シラン
- メチコン
これらがシャンプーの成分名に入っていたら、シリコンが入っています。 シリコンは即効的にキューティクルに吸着する性質があり、使ってすぐに髪の毛がサラサラになり髪質が良くなったように感じる働きがあります。しかしシリコンは髪の表面をコートするだけで、髪に浸透して保湿したり、補修する効果はありません。また、髪への吸着力がとても強いので、パーマ剤やカラー剤が浸透しにくくなります。 ただ、よく言われている、シリコンは毛穴に詰まるから良くないと言われますが、網目状の形状なので、毛穴を詰まらせる可能性は低いと考えられます。
ホントに悪い奴(成分)は他にいた!
シャンプーは薬事法で全成分を分量の多い順に表示しないといけません。 最初に表示してあるのは水です。これに続いて、下記の成分が、ほとんどのシャンプーに入っています。
硫酸系 ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
パレス硫酸Na
スルホン酸系 オレフィン(C14-16)スルホン酸
これらの成分は洗浄成分として入っている合成界面活性剤です。
最もよく使われているのが硫酸系洗浄成分です。
硫酸系成分は、石油を原料として作られていて、泡立ちが良くて、値段が安いため市販のシャンプーの8割以上に使われています。とても強い脱脂力とたんぱく質変性作用があります。 脱脂力の強い成分は、頭皮の健康に欠かせない保湿因子(NMFやセラミド)を強力に洗い流してしまいます。保湿因子のない状態で頭皮が外界の刺激にさらされ続けると、髪がやせて、つや、こしがなくなり、抜け毛の原因となります。
次に使われているのがスルホン酸系洗浄成分です。
オレフィン(C14-16)スルホン酸などのスルホン酸系は、植物油から作ることができるため「自然派」「植物由来」「天然」などを宣伝文句にしたシャンプーによく使われています。また、旧表示指定外成分のため、いわゆる「無添加」を謳ったシャンプーの洗浄成分としてもよく使われるものです。 ところが、オレフィン・スルホン酸は、実は洗濯用・住居用の洗剤としても広く使われている成分です。洗浄力が大変強く、脱脂力、タンパク質変性作用は硫酸系成分に匹敵する強さがあります。また魚毒性は一般にシャンプーに使われる洗浄成分の中では最強とされています。天然、無添加を謳ったシャンプーであれば安全性が高いとは限りませんので注意が必要です。
まとめ 髪や頭皮に良いか悪いかは、シリコンよりも洗浄成分がポイント!
市販のシャンプーは、洗浄成分にラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naが使ってあることが多く、洗浄力、脱脂力が強くて、髪や頭皮の潤いを奪ってしまいます。それを隠すためにシリコンを利用して、髪の毛がサラサラになり髪質が良くなったように感じさせます。 ノンシリコンと書いてあっても、洗浄成分が市販のシャンプーと同じであれば、高いお金を出して頭皮の健康を奪って、髪がきしむだけになりかねません。 シリコンが入っている、入っていないで選ぶよりも、洗浄成分をチェックしてみて下さい。
知らないと恐い入浴剤の害
名医よりスゴイ入浴剤の効能?!
今からの寒い季節は、お風呂が楽しみですよね!入浴剤を入れて、温泉気分を楽しんでいらっしゃる方も多いでしょう。
ところで、体に直接触れる入浴剤は、何から出来ているのでしょうか?
入浴剤のスゴイ効能と怖い成分
入浴剤には、たくさんの効能が書かれています。
- 疲労回復
- 冷え性
- 肩のこり
- 腰痛
- 神経痛
- リウマチ
- 痔
- 荒れ性
- あせも
- しっしん
- にきび
- しもやけ
- あかぎれ
- うちみ
- くじき
医者でも治療するのが難しいものが、いくつかあります。
どのような成分が入っていると、こんなにいろんな症状に効能があるのかと思いますよね。
入浴剤は温泉のお湯の成分を取り出して作っていると思われている方もいると思います。
特に「○○温泉の湯」など各地の名湯を謳っている商品もあるので、そのように思うのもごく自然だと思います。
しかし、実際に入浴剤の成分表示を見てみると、多少の差はあってもほとんどの商品が下記のような成分内容で、化学的に作られたものです。
【成分】
(有効成分) 乾燥硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
(その他の成分)プロピレングリコール、サリチル酸、合成着色料、香料
医薬部外品の入浴剤は、(有効成分)と(その他の成分)を分けて表示します。
有効成分とは、その成分が体に対して穏やかに作用があるという意味です。
ということは、入浴剤の効能の成分は、乾燥硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムの二つだけです。炭酸水素ナトリウムとは重曹のことです。皆さんがお掃除やお料理などに使っているものです。
この二つでこの効能とはにわかに信じ難いですよね。
実は天然温泉でいわれている効能・効果をそのまま持ってきているらしく、厚生労働省も製造メーカーも、効果・効能については確かめてはいません。
化学物質風呂に浸かる恐怖
次に注目したいのが、その他の成分です。
これらの成分はお肌につるつる感を与えたり、お湯に色や香りを付けるために入っています。つまり効能とは別物です。
もちろん別物でも害がなければ良いのですが、実はこれらは結構ヤバイのです。
- 合成着色料(タール色素)
・・・アレルギーやぜんそくを引き起こす。 - プロピレングリコール(保湿剤)
・・・カブレなど肌の炎症を起こす。 - 香料
・・・気分が悪くなったり、頭痛を引き起こす。 - サリチル酸
・・・染色体異常を誘発する。食品添加物としては使用禁止。
これらの化学物質がお湯と一緒に汗腺や毛穴を通して体内に吸収される可能性があります。こんな化学物質風呂にあなたはゆっくり浸って、一日の疲れを癒せますか?
安全な入浴剤は身近なもので
このような化学物質たっぷりの入浴剤を買うよりも、安全で手軽な入浴剤は重曹です。
浴槽のお湯に対して重曹カップ1/2程度を入れるだけ。お湯がやわらかくなり、体をあたためて、湯ざめしにくくなります。先程の成分のところでもわかるように、市販の入浴剤の成分は重曹が主成分として入っています。
余分な化学物質を排除して、重曹だけを入れれば、安全な入浴剤が安価で出来るのです。
香りがないのがさみしい方は、良質なアロマオイルを一滴入れてもいいでしょう。
重曹はお風呂の汚れも落としてくれるというおまけも付いています。
まとめ 体にやさしい入浴剤は重曹+アロマオイル
中には、有効成分がしっかり入れてあり、不要な化学物質を排除してある入浴剤もあるかと思いますが、なかなか通常行く量販店ではそういう入浴剤にお目にかかることはありません。
まずは、裏面の成分表をよく読んでみることをおススメします。
もし分からない時は、重曹+好きな香りのアロマオイルを自分で選ぶことで、心身ともに気持ちの良いバスタイムが楽しめると思います^^
食べるプラスチック?ホントは怖いトランス脂肪酸!
食べるプラスチック?ホントは怖いトランス脂肪酸!
「マーガリンを常温で放置しても腐らない、ねずみも食べない」という噂があります。
真偽の程は解りませんが、マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれています。
トランス脂肪酸の過剰な摂取は、血中LDLコレステロール(悪玉)を上昇させ、HDLコレステロール(善玉)を低下させて、虚血性心疾患のリスクを高めることが明らかにされています。
アメリカではトランス脂肪酸の構造がプラスチックに似ている、人工的に作り出されたものという意味で「食べるプラスチック」と呼ばれることがあります。
本来植物油は液体ですが、植物油100%のマーガリンやショートニングは常温で固体です。人工的に作り出された油だからです。
トランス脂肪酸とは
トランス脂肪酸は、水素添加した植物油を扱う過程で人工的に生成される副産物です。
LDLコレステロール(悪玉)増加、HDLコレステロール(善玉)低下、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギーなどへの悪影響が報告されています。
マーガリンだけじゃない、トランス脂肪酸が多く含まれている食品
食パン、菓子パン、ケーキ、クッキー、アイスクリーム、マヨネーズ、カップ麺
インスタント食品、カレールウ、ファーストフード、冷凍食品の揚げ物類
トランス脂肪酸を摂らないためには?
原材料表示の中に「マーガリン」「ショートニング」とあるものを避け、バターのものにすることです。そして、「植物油」「植物油脂」「植物性油脂」「加工油脂」なども、トランス脂肪酸が含まれていますので避けます。
油は出来るだけ、エキストラバージンオイルのオリーブオイルを使うのがよいでしょう。